Q.鍼灸マッサージはどのような場合に医療費控除の対象になりますか?
A.鍼灸マッサージが医療費控除の対象になるのは、治療目的で行われた場合です。具体的には、慢性的な腰痛や肩こり、神経痛など、医師の診断や指示に基づく治療を目的とした施術が対象となります。また、施術内容を証明できる領収書や診断書が必要です。一方で、リラクゼーションや美容目的の施術は対象外となるため注意が必要です。
Q.鍼灸マッサージの施術費用に回数券を使用した場合、医療費控除を受けることはできますか?
A.回数券を使用した場合でも、施術費用が治療目的であることを証明できれば、医療費控除の対象となります。ただし、回数券を購入しただけでは対象外で、実際に施術を受けた回数分が対象になります。施術日ごとに領収書や明細を発行してもらうことで、申請がスムーズになります。
Q.鍼灸マッサージを受けるための交通費は医療費控除に含められますか?
A.鍼灸マッサージを受けるために発生した交通費は、公共交通機関を利用した場合に限り医療費控除の対象となります。バスや電車の運賃のほか、タクシー代がやむを得ず必要な場合も認められることがあります。ただし、自家用車のガソリン代や駐車場代は対象外です。交通費を申請する場合は、利用日や金額を記録しておくことをおすすめします。
Q.自費で鍼灸マッサージを受けた場合も医療費控除の対象になりますか?
A.自費で鍼灸マッサージを受けた場合でも、治療目的であることが証明されれば医療費控除の対象になります。保険適用外の施術費用も、疾病の改善を目的としていれば対象に含めることができます。領収書に施術内容や目的が記載されていることが重要です。また、保険適用外の施術費用は医療費の合算対象になるため、確定申告時に正確に申請しましょう。